競馬予測AI「Mambaマンバ」はドワンゴのAIエンジニアが開発した競馬を予測するAIシステムです。過去の膨大なレースを学習しており、シミュレーション結果では回収率が131%にまでなり話題となりました。
「Mambaマンバ」では買い目の公開だけではなく、自分が予想した結果をマンバに尋ねることができます。その買い目だとどれくらいの確率で当たるのか、当たった時の払い戻しなども考慮して評価をしてくれます。
今回はそんな競馬予測AIサイトの「Mambaマンバ」について紹介していきたいと思います。実際にAI予想サイトに興味があった人も、今始めて言葉を知ったという人にも分かるようにお伝えしていきたいと思います。
「Mambaマンバ」の3つの特徴
マンバはドワンゴのAIエンジニアが開発した競馬を予想するAIとなっています。競走馬や騎手や厩舎などの成績はもちろん、血統やオッズの変化などの3000個の特徴を用いて膨大なレースを学習しています。さらに2018年の3月から4か月間にわたって放送された人工知能募金では、ユーザーから募金を受け運用期間で回収率は135%という記録を残しました。
「Mambaマンバ」の特徴その1:抜群のシミュレーション結果
上記でも説明しましたが、1年間の約3500レースでシミュレーションを行った結果、Mambaの単勝と複勝の成績を見るとレースを重ねるたびに収支がグングンと上がっていきました。スランプの期間はありましたが、最終的な結果としては大幅にプラスの収支となりました。
多くのAI予想サイトが存在していますが、ここまで高い回収率を叩き出しているのでかなり珍しいと思います。またAIというのは学習能力があることが特徴になるため、今後さらに精度が上がっていくことが期待できます。レースのシミュレーションを重ねれば重ねるほど、的中率は上がっていくのです。そのため将来的にはもっと高い回収率を期待することができます。
恐らくここまで回収率を上げることができるのはオッズを反映させているためだと思います。他のサイトでは勝つ馬を当てることができても回収率は低いものが多いため、一度のハズレで回収率はガクンと下がってしまいます。しかしこのMambaでは直前の締め切り間際のオッズで馬券購入の判断ができ、その影響で高い回収率を維持しているのだと思います。的中させることももちろん競馬の醍醐味ですが、大きな配当を狙うことも時には重要になります。
「Mambaマンバ」の特徴その2:まんばに聞く
Mambaには「まんばに聞く」という機能が搭載されています。自分の予想の買い目をまんばに聞くとその買い目を7段階で評価してくれるというものです。競馬ファンの中にはAIによりデータで予想をするのは味気ないと考える人もきっと多いはずです。自分で予想した馬がドンピシャで勝つことが競馬のロマンでもあります。しかし、それでも馬券を買う時は不安や、期待が入り混じっていると思います。そこでこの「まんばに聞く」を使うことをオススメします。
各レースの締め切り30分前から受付が開始されます。自分の買い目が高評価を受けれれば、背中を押された感じがして自信をもって買うことができます。逆に評価が低い時はやめた方が良いのかな?という判断ができる用になります。注意点としては高評価だとしてもハズレる可能性はありますし、低評価でも当たる可能性はあります。あくまでもAIによる診断ということを忘れてはいけません。
Mambaのサイトにも注意事項として
Mambaの買い目や評価は、的中率や払戻率を保証するものではありません。
よって、ユーザー様がMambaの買い目や評価を用いたことによって損害が発生した場合、弊社は一切その責任を負いません。
当サイトにて公開する各種情報は自己責任でご利用下さい。
引用元:https://mamba.jinkochinobokin.nicovideo.jp/mamba/
と記載されています。一番辛いのは低評価の時に購入を辞めたらやっぱり当たってたというのがキツイですね。低評価は無視して高評価を受けたら買うと決めておくのも良いかもしれません。
また買い目予想にはまんばとの相性ランキングというものがあります。ユーザー参加で予想をし、その予想をまんばが評価。その評価が高いとMPというものを獲得できます。MPの多さがランキング形式で常に公開されており、自分が競馬予想としてどれくらい上にいるのかを確認することができます。
「Mambaマンバ」の特徴その3:高い回収率で安心の実績
Mambaのサイトに行けばすぐに分かりますが、月ごとの回収率や全てを合計した回収率が表示されています。過去3か月分の結果を簡単に紹介すると。
- 10月の成績:回収率131.55% 購入額7,571,300円 払戻額9,959,770円 収支+2,388,470円
- 11月の成績:回収率128.85% 購入額7,083,500円 払戻額9,127,380円 収支+2,043,880円
- 11月の成績:回収率134.20% 購入額8,485,400円 払戻額11,387,690円 収支2,902,290
となっています。これだけを見ても回収率が高いことが分かると思います。購入額が大きいので「え?」と思うかもしれませんが、回収率は賭ける金額では変動しません。少額の掛け金でも回収率は同じになります。Mambaの買い目と全く同じに馬券を購入し続けることは簡単ではないですが、参考にするなら信頼できる数値だと思います。
注意することがあるとすれば、時には回収率が0%の時もあるということです。その日1日だけを見るとエゲツナイ負け方をしている時があります。しかし次の日には400%近い回収率になる時もあるので、ある程度の軍資金が必要になると思います。Mambaの買い目そのまま購入する必要がありませんが、波が激しいということは忘れてはいけませんね。長い目で見ると完全に+収支ではありますが、細かく見ると悲惨なことにもなっています。
Mambaを信用しようと思ってそのままの買い目で購入しても、マイナスな時はあるのです。あくまでも参考程度ということは忘れてはいけません。
「Mamba 2nd Season」の誕生秘話
Mambaを開発したのドワンゴです。ドワンゴは日本最大級の動画配信サービス「niconico」で、2018年3月~6月まで行われた競馬予測AIプロジェクト「人工知能募金~あなたの募金を増やします~」を行いました。実はこれが後に「Mamba 2nd Season」となるのです。「Mamba 2nd Season」とはこの記事で紹介してきたMambaのことです。
ドワンゴでは、人工知能技術の発展および競馬業界の活性化への取り組みの一環として、今年の3月10日~6月24日まで、ユーザー参加型の競馬予測AIプロジェクト「人工知能募金~あなたの募金を増やします~」を実施しました。同プロジェクトでは、競馬予測AI「Mamba」を用いて競馬を予測し、ユーザーから集まった募金額と同額をドワンゴが用意して実際に馬券を購入して、収益を寄付することが目的となっていた。その結果、「Mamba」は本運用期間中に回収率135.13%を達成し、ユーザーの寄付総額を倍増の107万4090円に増やすことができ、その精度の高さを実証したのです。この時の動画ではユーザーを巻き込み大変な盛り上がりを見せました。
そして2018年10月6日より、その人工知能募金の後継プロジェクトとして「競馬予測AI Mamba 2nd Season」を開始したのです。本プロジェクトでは、予測精度がさらに向上した競馬予測AI「Mamba」が10月6日~12月23日の間に行われる競馬レースの結果を予測し、買い目を特設サイトで公開する(今回は予測のみとなり、馬券は実際に購入しない)。最新の「Mamba」は、先月非公開で運用した結果、運用開始以来最高値の回収率170.98%(購入額 492万6700円に対して払戻額 842万3440円)を記録し、349万6740円のプラス収支を出しました。
「Mamba」はこんな人にオススメです
先ほども言いましたが、Mambaには「まんばに聞く」という機能があります。その機能を堪能するならやはり自分で競馬の予想を楽しむ人にオススメします。もちろんMambaの予想も回収率が高く、そのまま乗っかってもいいのですがやはる醍醐味の一つでもある自分で予想するというものも大切にして欲しいと思います。
それでも回収率を上げるためにMambaの予想を参考にするのはとても良いと思います。自分の予想の買い目を評価してくれるという斬新なシステムは競馬ファンからも受け入れられており、自分の買い目は信頼度が高いものなのかどうかを判断できるのでかなり嬉しい機能ですね。
また予想の波は荒いもののその名の通り万馬券も多く出ているので、他のサイトよりもロマンがあるとも言えます。競馬を知らない人も、心から楽しみたい人も是非Mambaを利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回はAI予測サイトの「Mamba」について紹介しました。多くあるAI予想サイトの中でもかなり特徴があるサイトだと思います。またサイトの作りも非常にシンプルなもので、余計なものは一切ないのも好感が持てますね。
それでいて高い回収率を誇っているのは、AI予想サイトの中でもトップクラスの証拠です。確かな実績、斬新な機能、見やすいサイト設計、色々な部分が高水準となっているので、競馬ファンでもそうでなくても一度サイトを見に行ってみてはいかがでしょうか?きっと試してみたいと思うはずです♪
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